ご挨拶
 土地価格の変遷を考察してみますと、1980年頃から急激に上昇が始まり同時に日本経済はかってないほどに発展しました。土地価格は将来とも必ず上がるとの土地神話が日本中に蔓延し土地の投機に代表される土地取引が非常に活発化しました。これにより土地価格が高騰していき、土地の担保価値が上昇し、その土地がさらに高騰するという循環を引き起こしました。
 1990年3月に大蔵省から通達された土地関連融資の総量規制に加えて、日銀による金融引締めなど、政府の急激な引締め諸政策によって1991年1月以降に、株価暴落、土地価格の下落が始まりました。後にいわれる「バブル経済の崩壊」の始まりです。もとは土地価格高騰がもたらしたバブル経済ともいえます。
 以来、20年以上もの間土地価格は長期的下落傾向を示していました。その間、都心部のミニバブルによる若干の土地価格の上昇、リーマンショックによる土地価格の下落、東日本大震災によるさらなる土地価格の下落を経て、2013年からは2020年東京オリンピック開催決定、アベノミクスによる経済再生を受け、東京の土地価格は上昇傾向に転じています。
「土地価格の上昇と下落」は「日本経済の発展と衰退」と密接な関連があるといえます。
 それゆえに、このように経済に大きな影響を与える土地の鑑定評価については不動産鑑定士の役割がとても重いといえます。
 上記の見地から、弊社は常に土地に関する様々な環境の変化を察知し、それに対応すべく最新の評価手法を研究してお客様の信頼に応えていく所存です。
代表取締役・不動産鑑定士 森 有來

会社概要
社名 不動産調査株式会社
設立 1946年3月
住所 104-0061 東京都中央区銀座7丁目8番19号 東京ビルディング6階 (Map)

登録 不動産鑑定業者登録:東京都知事(14)61号
資本 1000万円
代表取締役 不動産鑑定士 森 有來
業務内容
    ・不動産鑑定評価
    ・都市再開発事業コンサルティング
    ・証券化対象不動産に係る鑑定評価
主要取引先(敬称略)
    国土交通省、内閣府、東京都、埼玉県、神奈川県、岩手県、
    熊本県、金融機関各社、商事会社各社 等
所属団体
    公益社団法人 日本不動産鑑定協会連合会会員
    公益社団法人 東京都不動産鑑定士協会会員